毎日使っている化粧水の正しい付け方はご存知ですか?
化粧水は適当に付けるよりも、肌のためになる付け方があるのです。気になりますよね。
ここではその付け方をご紹介します。
ちょっと気を付けるだけで肌の調子が変わるかもしれませんよ。
目次
化粧水を付ける目的
そもそも化粧水はどうして付けるのでしょうか。顔を洗ったら自動的に付けていて目的なんて深く考えたことはないかもしれませんが、意味を知ることで効果的な化粧水の付け方が見えてきます。
化粧水を付ける目的は
・肌を潤す
・肌を整える
ことです。
化粧水を付ける前には洗顔をしますよね。洗顔をすると肌に必要な潤いまで失ってしまうことがあり、それを補う役割があります。
肌が潤って整えばその後に付ける乳液などが浸透しやすくなったりお化粧をする時にも化粧のノリが良くなったりします。
化粧水は水に溶けやすい成分を配合したもので、そのほとんど(約7割)は水でできています。そのため化粧水を付けた後に乳液などを何も付けずにいると化粧水の水分と一緒に肌の水分まで蒸発していってしまうので注意が必要です。
化粧水には種類が沢山あるので、自分に合った化粧水を選ぶとより理想の肌に近づくことができるでしょう。スッキリタイプ、しっとりタイプ、美白用、敏感肌用などの種類があります。
付け方
化粧水の付け方ですが、どのように付けるのが良いのでしょうか。化粧水は
手で付ける方法とコットンで付ける方法がありますが、どちらがいいのでしょうか。
これはどちらでも良いです。
ただ、それぞれに付け方のポイントがあるので紹介していきます。
手で付ける場合のポイント
こぼれるからと少量にせず、顔全体に行き渡る量を出して使う。
化粧水を浸透させたいからといって、パチパチと顔を叩かずに肌に押し込むようにして保湿する。
コットンで付ける場合のポイント
コットンには500円玉硬貨大を目安に化粧水を出す。
擦らず、肌に押し当てるようにして付けていく。
どちらの場合も、激しく叩いたりせずに肌に押し込むようにして馴染ませるのがポイントです。
敏感肌でコットンの成分が嫌な人は手で付けるのがおすすめです。
コットンで付けると化粧水をたっぷりと染み込ませることができるので、ムラにならず肌に均一に付けることができます。
爪が長く、手で付けると肌を傷つける恐れがある場合にもおすすめです。
タイミング
化粧水を付ける目的や付け方を紹介していきましたが、効果を上げていくためにはタイミングも大切です。スキンケアの流れも一緒に確認していきましょう。
化粧水はいつ付けたらいいか
メイク落とし(メイクをした場合)
↓
石鹸や洗顔フォームで洗顔
↓
化粧水
↓
美容液(付ける場合は)
↓
乳液やクリーム
の順となります。化粧水は洗顔の後です。
ポイントは、洗顔後ならいつでもいいのではなくなるべく早く化粧水を使って肌を潤すということです。
先程も紹介しましたが、洗顔後の肌は潤いが少なくなっているので洗顔してタオルで拭いたらすぐに化粧水を付けるのがおすすめです(洗顔後の、顔が水で濡れた状態で長時間そのままでいるのも良くありません。
水が残っているとその水と一緒に肌の水分まで蒸発していってしまいます)。
化粧水はどこで付けたらいいか
洗顔後にすぐ付けるのがいいので、朝の洗顔後はそのまますぐに洗面所で。
お風呂で洗顔する時にはお風呂場のそばに化粧水を持っていきすぐに付けられるようにするのもおすすめです。
とにかく、「洗顔後はすぐに!」がポイントです。
注意すべきこと
注意点を意識することで、これまでの化粧水の浸透や肌へのダメージが変わってくることと思います。
是非試してみてください。
注意する点は
洗顔後にすぐ付けるということです。
先程もあったように、洗顔後の肌は水分が逃げやすい状態です。洗顔したらすぐに付けることが肌を整えるポイントです。
肌に浸透させたいからといって、パチパチと強く何度もたたくのは良くありません。肌への刺激になってしまいます。
肌のことを考えると手のひらや指、コットンを使って優しく押し込むように馴染ませましょう。
適度な量を使うのも大切です。
500円玉硬貨の大きさを目安に化粧水を出して使います。少なすぎると肌全体に行き渡りませんし、肌の角質層は水分を貯えておける量に限界があるので多すぎても良くありません。
爪の長い人や、指先がガサガサになっている場合には顔を傷つけないためにコットンを使って化粧水を付けるのがおすすめです。
敏感肌でコットンの繊維が苦手な人は手で付けていきましょう。
まとめ
化粧水を付けるといっても、ただつければ良いというのではなくポイントや注意点があります。
意識することで肌の状態が変わっていくかもしれません。
せっかく付けるならなるべく効果があったほうがいいですよね。
最後に化粧水の付け方をまとめます。
化粧水は
- 洗顔後すぐに付ける
- 適量を出して使う
- 付けるのは手でもコットンでも良い
- 肌に押し込むように優しく馴染ませる
- パッティングしすぎない
以上のことを意識して化粧水を付けることをおすすめします。